みんなで大家さん販売株式会社様は、不動産シェアリングを実現する不動産小口化商品「みんなで大家さん」の販売代理店です。同社では、出資者に実施している「リレークイズ」の運用改善に「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を導入。Salesforce、Pardotと組み合わせることで運用工数を大幅に削減し、クイズの回答者数も増加したといいます。選定した経緯や導入効果、今後の活用方法などについて、マーケティング本部の福田様と平川様に伺いました。
(以下敬称略)
Pardotと組み合わせて顧客接点を管理することで、リレーション構築施策をオートメーション化
Q:まず、御社の事業内容とマーケティング本部の業務内容についてお聞かせください
平川:当社の主な事業内容は、不動産投資商品「みんなで大家さん」の販売代理事業です。 個人で不動産投資を行うには莫大な初期費用がかかりますが、「みんなで大家さん」は1つの不動産を小口化した商品を販売しており、少ない金額で不動産投資を始められ、出資者の方は対象不動産の各テナントの家賃収入から、分配金を受け取ることができます。
福田:マーケティング本部は、Webサイト制作やWeb広告運用、MAやSFAの構築・運用などマーケティング全般を管轄している部署です。お客様のニーズ分析や戦略立案、クリエイティブ制作など幅広く担当しています。
Q:「CREATIVE SURVEY for Salesforce」の主な用途を教えてください
福田:主な用途は、契約後のお客様に月1回実施している「リレークイズ」の作成・配信です。リレークイズは、数問のクイズにお答えいただいたお客様に、ギフトカードを贈呈するプレゼント企画。1問正解するごとにポイントが付与され、正解数によってギフトカードの金額が決まります。
リレークイズの目的はお客様との接点維持・関係性構築で、「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を導入する前から行っています。
Q:「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を導入する前は、どのような課題がありましたか
平川:導入前は、一斉メールでリレークイズを配信してクイズの回答は、お客様よりメールの返信で送っていただき、回答状況を、Salesforceのメモ機能で管理するなどアナログな運用ですね。 運用管理にかなりの工数を要していたため、そのままでは、担当者の負担が大きく長年の課題となっていました。
拡張性に優れた「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を選定
Q:ツール選定の要件を教えてください
福田:選定要件は3つありました。1点目は、Pardot(セールスフォース・ドットコム社が提供するマーケティングオートメーションツール)からリレークイズを一斉配信できること。2点目は、クイズの回答がSalesforceと紐づくこと。3点目は、Salesforceのカスタム項目をPardotに作らずに送信できることです。
様々なツールを検討した中で、すべての要件を満たしたのが「CREATIVE SURVEY for Salesforce」でした。
Q:「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を選んだポイントは他にもありますか?
福田:まずは操作が簡単な点。それから、SalesforceとPardotなどの外部ツールとの連携が容易にできるところに大きな魅力を感じました。拡張性に優れているので、アンケートやクイズの作成だけではなく、お客様との関係性を構築する様々な施策にも活用できます。そのあたりの期待感が高く、「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を選定することにしました。
「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を導入し、回答者数が1.5倍に増加
Q:実際のツールの活用事例としてリレークイズの運用フローを教えてください
福田: まず、サービス利用の流れから説明します。
お客様から資料請求があり申込みの意思があれば商談化し、ご契約になったお客様へフォローをおこないます。
この基本フローに沿って、Salesforceでお客様のステータスを分類・管理しています。
「CREATIVE SURVEY for Salesforce」によるリレークイズは、「契約後のフォロー」のステータスに該当するお客様に配信。お客様の個別の回答状況や獲得ポイントは「回答確認レポート」で確認できるようになっています。
Q:「CREATIVE SURVEY for Salesforce」の率直な感想をお聞かせください
平川:「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を導入したおかげで、リレークイズの運用工数を大幅に削減できました。回答者数が1.5倍に増加したのも嬉しい効果です。これらは、Webサイトから手軽に回答できるようになったことが要因だと思います。リレークイズの仕組みを構築する際も手厚くサポートしていただき、大変助かりました。
福田:御社は、我々と併走しながら課題解決に役立つ様々な提案をしてくれるので、非常に心強いですね。また、「CREATIVE SURVEY for Salesforce」は、お客様の属性情報と回答を紐づけられるので、質の高い分析ができます。個人的にはトップレベルのアンケートツールだと思っています。
Q:リレークイズ以外の用途があれば教えてください
福田:資料請求をしたお客様への動画配信にも「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を使用しています。動画は、弊社の事業内容を数分にまとめた自己紹介のようなもの。新規のお客様が弊社のビジョン・サービスについて理解を深めていただけるよう、資料請求後に即時配信しています。
幅広い顧客接点で「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を活用したい
Q:今後、どのように「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を活用していきたいですか
福田:今後も、様々な活用方法を検討しています。例えばリレークイズでは、ポイントが貯まったお客様に、累積ポイントを自動的にご案内する仕組みを作りたいです。
また、近いうちに顧客満足度アンケートを実施する予定です。サービスの選択理由や満足度、投資のメリットなどを聞いて属性別に分析をし、サービス開発に活かせればと考えています。解約した方に『解約理由』を聞くアンケートもよいかもしれません。
さらに、弊社のWebコンテンツを継続購読しているお客様へのアンケートも検討中です。継続購読している方をPardotでリスト化し、一定のスコアに達したらアンケートを自動配信するイメージです。
平川:商品説明会や個別相談をご利用いただいたお客様へのアンケートにも、ぜひ使用したいですね。現在、オフラインの商品説明会は一旦ストップしていますが、対面の個別相談やオンライン個別相談は随時実施しています。
福田:今後は幅広い顧客接点で「CREATIVE SURVEY for Salesforce」を活用し、さらなるサービス向上を図っていきたいです。
※ページ上の各種情報は2020年10月6日時点のものです。