機能紹介 2017年10月19日

CREATIVE SURVEY設問タイプの活用方法と事例のご紹介〜クリッツポイント編〜

「CREATIVE SURVEYには様々な質問タイプがあるけど、どうやって活用すれば良いの?」とお困りではありませんか?
今回はそんな声にお応えして、CREATIVE SURVEYにしかない独自の設問タイプのスタンダードな活用方法をご紹介したいと思います!後半では、ユニークな活用方法もご紹介しますので、「CREATIVE SURVEYは使ったことないんだけどな〜。」なんて方々も必見です!!

まず今回は、「クリッツポイント」機能のご紹介です。

スタンダードな活用方法

 最もスタンダードな活用方法は画像の評価調査になります。画像に対して、「気になるところをクリックしてください。」や「好きなところをクリックしてください。」など、画像の評価をしていただく調査方法です。
 聞き方は何でもOK!

1. 回答画面のイメージ

2.「はじめる」ボタンをクリックすると、画像が表示されます。

3. 回答者さまが画像をクリックします。

4. 回答結果は視認性の高いヒートマップになって出力されます。クリック数が多い箇所ほど赤く出力されます。

クリッツポイント機能はこんなに便利!

 クリッツポイント機能は、こんな風に選択肢が無限に存在するような調査で大活躍してくれます。また、集計結果が一目瞭然なので、集計に費やしていた時間の大幅カットが可能!
 集計結果をドラッグ&ドロップすることによって%表示が可能なので、この部分の回答割合は◯%など、定量データとしても活用できます!

ユニークな活用方法

 続いて、クリッツポイント機能のユニークな活用方法についてご紹介していきます。
 以下は、すべてクリエイティブサーベイ社が自主調査を実施した際のユニークな活用方法です。高度なテクニックは全然必要なく、アイデアさえあればみなさんでも簡単に実施していただけますよ!

カレンダーを使って「有給休暇を取得した日」「有給休暇を取得したい日」を調査

 2016年10月に実施した「有給休暇に関する調査」では、クリッツポイントを活用して「有給休暇を取得した日」「有給休暇を取得したい日」を調査しました。
 調査結果のアウトプットは以下の通りです。

 <「はじめる」ボタンをクリックすると9月のカレンダーが表示されます。あなたが有給休暇を取得した日付をすべてクリックしてください。>

<「はじめる」ボタンをクリックすると11月のカレンダーが表示されます。有給休暇を取得したい日付を最大5つまでクリックしてください。>

<以下の「はじめる」ボタンをクリックすると12月のカレンダーが表示されます。有給休暇を取得したい日付を最大5つまでクリックしてください。>

 この調査はテキスト選択形式でももちろん実施可能なんですが、テキスト選択形式の場合「曜日が分かっても第何週目なのか分からない」「前後が平日なのか祝日なのか分からない」ため、回答者さまに同一の認識を持っていただくことができなかったり、同一の認識を持っていただくために回答者さまに大きな負担を掛けてしまう可能性があります。結果として、回答率低下の恐れや回答の品質の低下を招く恐れがあります。
 その点、クリッツポイント機能を活用すると、前後の曜日や週の認識を簡単に統一させることができるので、回答者さまへの負担が大幅に軽減されます。
 詳細な調査結果はこちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000014710.html

電車の座席を使って、定量調査では計測しづらい「パーソナルスペース」を調査

 2017年9月に実施した「電車内のモラルに関する調査」では、クリッツポイントを活用して「電車内で他人に座ってほしくない場所(立ってほしくない場所)」を調査しました。  調査結果のアウトプットは以下の通りです。

 <「はじめる」ボタンをクリックすると、あなたが座っている状態の電車の車両の画像が表示されます。あなたご自身が、他人に座ってほしくない(もしくは立ってほしくない)場所はどこですか?他人に座ってほしくない(もしくは立ってほしくない)場所をすべてクリックしてください。>
男性の結果

 <「はじめる」ボタンをクリックすると、あなたが座っている状態の電車の車両の画像が表示されます。あなたご自身が、他人に座ってほしくない(もしくは立ってほしくない)場所はどこですか?他人に座ってほしくない(もしくは立ってほしくない)場所をすべてクリックしてください。>
女性の結果

 空間などの連続的なものは無限に選択肢があるため、テキストで選択させることは非常に難しいです。
 その点、クリッツポイント機能を複数選択可能な形式で活用することによって、無限個ある選択肢の中から複数個選択させることが可能です。
 こんな風に活用すると、男性/女性のパーソナルスペースの違いなど、定量調査では計測しづらい調査の実施が可能になります。
 詳細な調査結果はこちらをご覧ください。 https://jp.creativesurvey.com/news/survey-on-morality-on-trains/

テキスト選択だとイメージしづらい『場所』を聞く調査で大活躍

 2016年6月に実施した「トイレに関する調査」では、クリッツポイントを活用して「トイレの個室がすべて空いていたとき入りたい場所」を調査しました。
 調査結果のアウトプットは以下の通りです。

 <「はじめる」ボタンをクリックすると、トイレの間取り図が表示されます。トイレの個室がすべて空いていたとき入りたい場所を1ヶ所クリックしてください。>
男性の結果

 <「はじめる」ボタンをクリックすると、トイレの間取り図が表示されます。トイレの個室がすべて空いていたとき入りたい場所を1ヶ所クリックしてください。>
女性の結果

 回答者さまに「手前」や「奥」をテキストでイメージしていただくのは非常に難しく、イメージにブレがあった場合には調査結果にもブレが生じます。
 その点、クリッツポイントを活用することによって、回答者さま全員に同一のマインドをセットすることが可能になります。
 詳細な調査結果はこちらをご覧ください。 https://jp.creativesurvey.com/news/survey-on-restrooms/

あとがき

 今回はCREATIVE SURVEYに標準搭載されている「クリッツポイント」機能をご紹介しました。
 みなさんもCREATIVE SURVEYを活用して、ユニークなアンケートを作ってみませんか?
 アンケートそのものを回答者さまとのコミュニケーションツールにしてみましょう!