自主調査 2017年09月21日

【電車内のモラルに関する調査】男性は「左右」!? 女性は「前」!? 誰が席を譲るべき!?

クリエイティブサーベイ株式会社は、20-60代の男女100名を対象にインターネットで「電車内のモラルに関する調査」を実施しました。調査レポートの詳細は以下からご確認ください。
※調査に関しては、「クリエイティブサーベイ調べ」となります。

【調査結果サマリー】

1:電車内では、男性は「左右に座ってほしくない」、女性は「前に立ってほしくない」という結果に。
2:電車内では、「携帯電話で話す」「2人分の席を占拠」「大声で話をする」が迷惑と感じる人が多い結果に。

<調査概要>

・対象者:週1回以上電車を利用している20-60代の男女 男性50名/女性50名(有効回答数)
     各年代男女20名ずつ
・対象エリア:全国
・調査期間:2017年9月4日〜2017年9月5日
・調査手法:ランダムサンプリングによるインターネットリサーチ(クローズド調査)

男性は「左右に座ってほしくない」、女性は「前に立ってほしくない」結果に。

 以下のような電車内車両図を閲覧していただき、クリエイティブサーベイ独自のクリエイティブ評価機能「クリッツポイント」を用いて、座ってほしくない(立ってほしくない)場所を複数選択していただく手法を用いて調査を実施。

 上記の質問に対して、男性は「左右に座ってほしくない」女性は「前に立ってほしくない」と回答した方が多い結果になりました。

電車内での迷惑行為として「携帯電話で話す」「2人分の席を占拠」「大声で話をする」が迷惑と感じる人が多い結果に。

 以下のような座席図のイラストを閲覧していただき、クリエイティブサーベイ独自のクリエイティブ評価機能「エリアマッピング」を用いて、『誰が高齢者に席を譲るべきか』を質問し、理由も合わせて調査を実施。

 上記の質問に対して、左のサラリーマン男性と右の女子高校生2人組に回答が集中する形になりました。

以下は、それぞれに対する理由を抜粋したもの。

左側に座っているサラリーマン男性
・電車の中での通話はマナー違反なので、切って席を譲ってほしい
・場所を取っているから
・お年寄りが座りやすいところで席を譲ってほしい
・電話はしているが会社員風で理解があると思うから
・この中で最年長だから
・携帯で話しているだけでなく新聞を広げて読み、かばんを地べたに置き足を広げすぎている
・こんな大人だから右側の若者も乱れていく
・二人分を占拠
・マナーモードにするべき
・一人で大きな声で通話しているから

右側に座っている女子高生2人組
・一番若くて元気そう
・座席の端に座っているから
・端の席の方が老人が座りやすく、電話をしているサラリーマンよりも譲りやすい状態と判断したから
・『どうぞ』と声をかけられる人たちだと思ったから
・友達と話すなら立ちながらでもできるから
・若くて、ドアに近い
・乗り降りしやすい場所だから
・2人でいるから
・言えば素直に立ってくれそう

音楽を聴きながらスマートフォンを操作している若者
・ 座らなくてもいいことをしているから
・ 若者1人だから
・ うるさいから
・ 立っていても音楽は聴けるから

化粧をしている女性
・ 化粧は家でするべき!
・ 公共の場で化粧をしているから

また、『全員が譲るべき』との回答も目立つ結果となりました。(全体の23.0%)

クリエイティブ評価機能<クリッツポイント>のユニークな活用ポイント

 無限にある選択肢をクリックで回答していただきヒートマップ化することによって、膨大な定量データ集計作業をせずとも一目で集計結果を閲覧することができます。
この他にも、「気になるところをクリックしてください」や「好きなところをクリックしてください」など、通常のクリエイティブ評価としてもご活用いただけます。
今回の自主調査では、「座ってほしくないところ」「立ってほしくないところ」を複数クリックしていただくことによって、男女の『パーソナルスペースの違い』が明らかになりました。

クリエイティブ評価機能<エリアマッピング>のユニークな活用ポイント

 無限にある選択肢を『ドラッグ&ドロップ』+『フリーコメント』というユニークな手法で回答していただきヒートマップ化することによって、定性的なデータと位置情報という定量的なデータを組み合わせたユニークな集計結果の閲覧が可能になります。
この他にも「良い/悪い」ボタンを付与することによって、クリエイティブ内の「ポジティブ or ネガティブ」をコメント付で収集可能です。
今回の自主調査では、「誰が高齢者に席を譲るべき!?」という問いに対して、『ドラッグ&ドロップ』+『フリーコメント』で回答いただくことによって、電車内での迷惑行為に対しての様々な意見が明らかになりました。