機能紹介 2017年10月20日

CREATIVE SURVEY設問タイプの活用方法と事例のご紹介〜エリアマッピング編〜

前回の「クリッツポイント」機能のご紹介に続いて、今回は「エリアマッピング」機能についてご紹介したいと思います!
実際の活用事例も併せてご紹介しますので、最後までお見逃しなく!!

スタンダードな活用方法

 最もスタンダードな活用方法は「クリッツポイント機能」と同じく、画像の評価調査になります。「画像に対して印象を書き込んでください。」や「画像の良い点や悪い点を自由にコメントしてください。」など、画像に対する一部分をドラッグ&ドロップで選択し、コメントを残していただく調査方法です。
 この機能も聞き方は何でもOK!聞き方次第で自在にアウトプットを操ることができます。

1.回答画面のイメージ

2.「はじめる」ボタンをクリックすると、画像が表示されます。

3.回答者さまが画像の一部分をドラッグ&ドロップし「GOOD or BAD」を選択、その理由をコメントします。

4.回答結果は視認性の高いヒートマップになって出力されます。「GOOD」が多い箇所ほど赤く、「BAD」が多い箇所ほど青くなって表示されます。

エリアマッピング機能はこんなに便利!

 エリアマッピング機能は、ヒートマップになって回答データが出力されるので、画像の「どの部分が良いのか?」「どの部分が悪いのか?」が一目で分かります!また、コメント付きでデータを収集できるので、良い理由や悪い理由を画像の位置情報とともに確認できます。

エリアマッピング機能はこんなところでも活用されています!

 日経BP社のデザイン専門「NIKKEI DESIGN」で毎月1回パッケージデザインに関するリサーチを実施する際に「エリアマッピング」機能を活用していただいています。「GOOD or BADとその理由」や「男女による画像の見方の違い」など、面白い記事になっているので、みなさんもこんな風に活用してみてはいかがでしょうか?

ユニークな活用方法

 続いて、クリエイティブサーベイ社が自主調査を実施した際のユニークな活用方法をご紹介したいと思います。高度なテクニックは全然必要なく、アイデアさえあればみなさんでも簡単に実施していただけますよ!

「マナーの悪い人たち、、、誰が席を譲るべき!?」をエリアマッピング調査

 2017年9月に実施した「電車内のモラルに関する調査」では、エリアマッピング機能を活用して「電車内で誰が席を譲るべきか?」を調査しました。
 調査結果のアウトプットは以下の通りです。

 <以下の「はじめる」ボタンをクリックすると、電車の座席に座っている人たちの画像が表示されます。もし、100歳の老人が乗車してきた際、誰が席を譲るべきだと思いますか?席を譲るべき方をドラッグ&ドロップし、その理由をコメントしてください。>
*この調査では「GOOD or BAD」ボタンを非表示にしているので、多く選択された箇所が赤く反応します。

<左側に座っているサラリーマン男性>
  ・電車の中での通話はマナー違反なので、切って席を譲ってほしい
  ・場所を取っているから
  ・お年寄りが座りやすいところで席を譲ってほしい
  ・電話はしているが会社員風で理解があると思うから
  ・この中で最年長だから
  ・携帯で話しているだけでなく新聞を広げて読み、かばんを地べたに置き足を広げすぎている
  ・こんな大人だから右側の若者も乱れていく
  ・二人分を占拠
  ・マナーモードにするべき
  ・一人で大きな声で通話しているから
 <右側に座っている女子高生2人組>
  ・一番若くて元気そう
  ・座席の端に座っているから
  ・端の席の方が老人が座りやすく、電話をしているサラリーマンより譲りやすい状態と判断したから
  ・『どうぞ』と声をかけられる人たちだと思ったから
  ・友達と話すなら立ちながらでもできるから
  ・若くて、ドアに近い
  ・乗り降りしやすい場所だから
  ・2人でいるから
  ・言えば素直に立ってくれそう
 <音楽を聴きながらスマートフォンを操作している若者>
  ・座らなくてもいいことをしているから
  ・若者1人だから
  ・うるさいから
  ・立っていても音楽は聴けるから
 <化粧をしている女性>
  ・化粧は家でするべき!
  ・公共の場で化粧をしているから

 こんな風に活用することによって、棒グラフや円グラフよりもアンケート結果を面白く伝えられます!
 詳細な調査結果はこちらをご覧ください。https://jp.creativesurvey.com/news/survey-on-morality-on-trains/

あとがき

 今回はCREATIVE SURVEYに標準搭載されている「エリアマッピング」機能についてご紹介しました。

 みなさんもCREATIVE SURVEYを活用して、ユニークなアンケートを作ってみませんか?
 アンケートそのものを回答者さまとのコミュニケーションツールにしてみましょう!