CREATIVE SURVEY設問タイプの活用方法と事例のご紹介〜エリアマッピング編〜
前回の「クリッツポイント」機能のご紹介に続いて、今回は「エリアマッピング」機能についてご紹介したいと思います!
実際の活用事例も併せてご紹介しますので、最後までお見逃しなく!!
スタンダードな活用方法
最もスタンダードな活用方法は「クリッツポイント機能」と同じく、画像の評価調査になります。「画像に対して印象を書き込んでください。」や「画像の良い点や悪い点を自由にコメントしてください。」など、画像に対する一部分をドラッグ&ドロップで選択し、コメントを残していただく調査方法です。
この機能も聞き方は何でもOK!聞き方次第で自在にアウトプットを操ることができます。
1.回答画面のイメージ
2.「はじめる」ボタンをクリックすると、画像が表示されます。
3.回答者さまが画像の一部分をドラッグ&ドロップし「GOOD or BAD」を選択、その理由をコメントします。
4.回答結果は視認性の高いヒートマップになって出力されます。「GOOD」が多い箇所ほど赤く、「BAD」が多い箇所ほど青くなって表示されます。
エリアマッピング機能はこんなに便利!
エリアマッピング機能は、ヒートマップになって回答データが出力されるので、画像の「どの部分が良いのか?」「どの部分が悪いのか?」が一目で分かります!また、コメント付きでデータを収集できるので、良い理由や悪い理由を画像の位置情報とともに確認できます。
エリアマッピング機能はこんなところでも活用されています!
日経BP社のデザイン専門「NIKKEI DESIGN」で毎月1回パッケージデザインに関するリサーチを実施する際に「エリアマッピング」機能を活用していただいています。「GOOD or BADとその理由」や「男女による画像の見方の違い」など、面白い記事になっているので、みなさんもこんな風に活用してみてはいかがでしょうか?
ユニークな活用方法
続いて、クリエイティブサーベイ社が自主調査を実施した際のユニークな活用方法をご紹介したいと思います。高度なテクニックは全然必要なく、アイデアさえあればみなさんでも簡単に実施していただけますよ!
「マナーの悪い人たち、、、誰が席を譲るべき!?」をエリアマッピング調査
2017年9月に実施した「電車内のモラルに関する調査」では、エリアマッピング機能を活用して「電車内で誰が席を譲るべきか?」を調査しました。
調査結果のアウトプットは以下の通りです。
<以下の「はじめる」ボタンをクリックすると、電車の座席に座っている人たちの画像が表示されます。もし、100歳の老人が乗車してきた際、誰が席を譲るべきだと思いますか?席を譲るべき方をドラッグ&ドロップし、その理由をコメントしてください。>
*この調査では「GOOD or BAD」ボタンを非表示にしているので、多く選択された箇所が赤く反応します。
<左側に座っているサラリーマン男性>
・電車の中での通話はマナー違反なので、切って席を譲ってほしい
・場所を取っているから
・お年寄りが座りやすいところで席を譲ってほしい
・電話はしているが会社員風で理解があると思うから
・この中で最年長だから
・携帯で話しているだけでなく新聞を広げて読み、かばんを地べたに置き足を広げすぎている
・こんな大人だから右側の若者も乱れていく
・二人分を占拠
・マナーモードにするべき
・一人で大きな声で通話しているから
<右側に座っている女子高生2人組>
・一番若くて元気そう
・座席の端に座っているから
・端の席の方が老人が座りやすく、電話をしているサラリーマンより譲りやすい状態と判断したから
・『どうぞ』と声をかけられる人たちだと思ったから
・友達と話すなら立ちながらでもできるから
・若くて、ドアに近い
・乗り降りしやすい場所だから
・2人でいるから
・言えば素直に立ってくれそう
<音楽を聴きながらスマートフォンを操作している若者>
・座らなくてもいいことをしているから
・若者1人だから
・うるさいから
・立っていても音楽は聴けるから
<化粧をしている女性>
・化粧は家でするべき!
・公共の場で化粧をしているから
こんな風に活用することによって、棒グラフや円グラフよりもアンケート結果を面白く伝えられます!
詳細な調査結果はこちらをご覧ください。https://jp.creativesurvey.com/news/survey-on-morality-on-trains/
あとがき
今回はCREATIVE SURVEYに標準搭載されている「エリアマッピング」機能についてご紹介しました。
みなさんもCREATIVE SURVEYを活用して、ユニークなアンケートを作ってみませんか?
アンケートそのものを回答者さまとのコミュニケーションツールにしてみましょう!