診断コンテンツとは|マーケティングでのメリットや作成方法を紹介

診断コンテンツとは

診断コンテンツとは、Webサイトやアプリケーションのユーザーが、あらかじめ用意された複数の質問に回答し、回答内容に応じた診断結果を提示するコンテンツです。

心理テストやタイプ診断など、診断自体に課金を要するものや、自社の商品をレコメンドするマーケティング目的のものなど、ビジネス上の用途は様々見られます。

マーケティングにおけるメリット

診断コンテンツをマーケティングに活用することは、様々なメリットをもたらします。ここでは2点紹介します。

ユーザーが気軽に参加できる

ユーザーは自身にまつわる質問に回答することで、診断結果を得られます。そのため、情報を取捨しながら収集する必要がなく、比較的受け身で楽しめるコンテンツといえます。ユーザーにとって取り組みやすいため、他のコンテンツよりも高い利用率を見込むことができるでしょう。

SNSで拡散されやすい

診断コンテンツの結果は、パーソナライズされた内容であるため、個人と紐付いたSNSとの相性が良いです。そのため、診断結果画面にSNSでのシェアを促したり、導線を設けることで、より多くの人にリーチしやすいコンテンツになります。

コンテンツマーケティングとの関係

診断コンテンツは、コンテンツマーケティングの手法の一つとして捉えることができます。コンテンツマーケティングは、価値ある情報をコンテンツを通して提供し、見込み顧客を商品への理解・好感を持つファンへと醸成することを目的とします。

一方的な情報の押し付けではなく、ユーザーにとって良質な情報を提供することを意識して設計することで、信頼を獲得し、購買等に繋げることができます。

コンテンツマーケティングについては、以下の記事も参考にしてください。
コンテンツマーケティングとは |手法とポイントを解説

診断コンテンツの形式

ここでは、診断コンテンツの3つの主な形式を紹介します。

一問一答形式

一問一答形式は、ユーザーが一つの質問に答えるごとに画面が移り変わり、次の質問に答えさせる形式です。答えるべき質問がわかりやすく、直感的であるため、比較的離脱率を小さく出来る点が特徴です。

ただし、回答の修正をしたいときには、画面の遷移を必要とするため、ユーザーの負担になってしまいます。特に質問数が多い場合は注意しましょう。

チェックシート形式

チェックシート形式は、一画面の中に複数の質問を表示させる形式です。質問数が多い場合でも、画面の切り替わりを少なくすることができるため、ユーザーへ与えるストレスを抑えられます。また、回答の選択肢が「Yes / No」や「あてはまる / どちらともいえない / あてはまらない」といったように、複数の質問に対して同一になる形が多いため、質問ごとに考える負担を減らすこともできます。

ステップ形式

ステップ形式は、質問に答える毎に、答えた質問の下部に次の質問を表示させる形式です。回答をもとに、質問が変化する分岐をユーザーにわかりやすく見せることができるため、よりゲーム性の高いコンテンツとの相性が良いといえます。

診断コンテンツのロジック

診断コンテンツの作成にあたっては、診断結果を導くロジックの設計が必要です。ここでは、代表的な形式を2つ紹介します。

フローチャート(分岐)形式

フローチャート(分岐)形式は、特定の質問への回答内容に応じて次の質問を出し分け、細分化していくことによって、最終的な診断結果を導く形式です。

最終結果を細かく出し分けることができるため、よりユーザーの状況に沿った結果の提示を行える点がメリットです。また、それぞれのユーザーに必要な質問のみを提示することができるため、回答が最小限の回数で済み、ユーザーの体験を向上させ離脱を少なくする効果も見込めます。

スコア形式

スコア形式は、特定の質問への回答内容とスコアを結びつけ、最終的なスコアによって診断結果を出し分ける形式です。

最終結果としては、スコアを提示する形のみでなく、スコアに紐付いた商品やタイプなどを提示する形も想定されます(例:51点〜100点であれば商品A、0点〜50点であれば商品B)。

フローチャート形式とスコア形式を紹介しましたが、この2つの形式を組み合わせて設計することも可能です。

作成手順

実際に診断コンテンツを作成する場合、どのような手順が必要か確認しましょう。

目的・ターゲットの設定

はじめに、診断コンテンツを用いる目的を整理しましょう。

目的としては、以下のような内容が考えられます。

・PV数の増加
・直帰率の低下
・問い合わせ・販売数の増加

ターゲットとなるユーザーが、診断を通してどのような情報を取得し、どのような行動をとることを期待するのか、カスタマージャーニーの構想も重要です。

診断内容・結果の構築

次に、診断内容・結果の構築を行います。ユーザーに提示したい内容を結果として先に設定し、それに応じた質問内容と選択肢を考えることが有効です。

合わせて、診断内容・結果の構成に合わせた形式・ロジックを選択しましょう。

デザイン

続けて、デザインの構成に取り組みましょう。HPやブランドサイト、提供している他のコンテンツを参考に、統一感のあるデザインにすることで、ユーザーが安心してコンテンツに取り組むことができるでしょう。

また、診断の手軽さやゲーム性を活かし、よりポップなデザインに設計することも有効です。

コンテンツ作成

診断の全体像が定まったら、実際に診断コンテンツの作成に取り組みましょう。作成方法としては、制作会社への依頼や、ツールを用いた内製が考えられます。

作成にかかる費用や、診断のロジック・デザインなどが希望通り反映できるか、といった観点をもとに方法を選択すると良いでしょう。

弊社が提供するCREATIVE SURVEYAsk Oneは、機能性に優れたヒアリングツールで、診断コンテンツ作成にあたっての2つのロジック(分岐・スコア)や、デザインの設定を手軽に行うことができます。気になる方はぜひHPをご覧ください。

CREATIVE SURVEYのHPはこちら

Ask OneのHPはこちら

親しみやすい診断コンテンツで顧客との接点を創出

診断コンテンツをマーケティングに取り入れることで、より多くの見込み顧客を惹きつける効果が期待できます。顧客が必要とする情報を診断で提供し、ファンの獲得を目指しましょう。

Twitter:ツイート Facebook:シェア はてなブックマーク:ブックマーク pocket:あとで読む
あらゆる顧客接点で営業機会を逃さない Ask One 3分でわかる資料ダウンロードはこちら
アンケートツールの最新活用事例をご紹介!資料ダウンロードはこちら