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消費者に響くホテルの写真選び

大切な記念日や頑張った自分へのプレゼントに、ちょっと奮発して普段は泊まらないような高級ラグジュアリーホテルに泊まる事を検討しているとしたら、あなたはどうしますか。恐らく多くの人は、まず雑誌や WEB ページでホテルの情報を収集し、そこに記載されている様々な情報や口コミを検討した上で、合理的に判断して宿泊先を意思決定するといういのが一般的なのではないかと思います。

ホテルであれば、
・立地
・その他の施設へのアクセス
・価格
・サービス

など様々な要素が判断の基準になると考えられますが、WEB ページや雑誌に記載されている「写真」も重要な判断材料の1つです。特に一泊あたりの価格が高いホテルになればなるほど「値段に見合った雰囲気を味わえそう」という印象を受ける写真が使われているかどうかが、宿泊の意思決定に大きな影響を与えています。それではどのような写真を使えば消費者に「是非泊まってみたい!」と思わせることができるのでしょうか?

単純比較でも支持に4倍の差!? – CREATIVE SURVEY による画像調査結果 -

CREATIVE SURVEY を用いてどのような客室画像が消費者に好まれるか調査を行った事例を紹介します。
(なお、同調査はMarkeZineでも紹介されているのでそちらも是非ご覧下さい。)

調査を行った画像は以下の 6 つです。

これら 6 つの画像は全て一泊 5 万円以上するラグジュアリーホテルの web サイトで実際に使用されている写真です。あなたならどのホテルに宿泊してみたいと思いますか?少し考えてみてください。
今回の調査結果によると、最も評価の高かった写真と、低かった写真でなんと支持に 4 倍の差が出ました。

『質問:この中で一番泊まってみたいと思う客室のイメージを選択してください。』

ご覧頂ける様に、最も支持の高い、「調査画像 02」(28%)と、低かった「調査画像 05」(7%)では「泊まってみたい」と答えた消費者に 4 倍の差がでるという結果になりました。この支持の差は、実際に web サイトで使用されている写真である事を考えると、申し込み数や問い合わせ数にも直結する非常に大きな問題になり得ます。

ホテルの写真で重要なのは..◎◎!? – 書き込みマッピング機能による定性意見分析 -

さらに CREATIVE SURVEY の書き込みマッピング機能で、画像に対する定性意見の抽出をおこない、ネガポジをヒートマップ化した結果をご紹介したいと思います。
(※ポジティブ意見の集中している部分が赤く、ネガティブ意見の集中している所が青く表示されている)

ご覧頂けると一目瞭然ですが、窓の部分に赤色が集中しており、窓はホテルの印象を左右する非常に重要な要素である事が分かります。しかし、窓のない「調査画像 04」 (24%)が上から 2 番目の支持を集めていたり、窓があっても支持の劣る「調査画像 06」 (14%)があるように、単純に窓が写っている事だけがホテル写真の重要な指標とは言えません。窓がないにも関わらず評価の高い「調査画像 04」と、窓があるにも関わらず評価の低い「調査画像 06」をピックアップして結果を見てみましょう。

【調査画像 04 支持率 24%】

書き込みの評価別コメント数
良い  :67
良くない:47
その他 :9

こちらは窓が無いにも関わらず多くの支持を集めた「調査画像 04」になります。この画面上に書き込まれたコメントにテキストマイニングを行い、多く出現している言葉を分析した結果、以下のような意見が多い事が分かりました。

[良い点]
・広々とした空間がよい
・広々としたベッドがよい

[悪い点]
・バスルームが見えているのが良くない
・壁紙が好みでない

同様に消費者からの支持率が最も高かった「調査画像 02」でも同様に部屋やベッドが広々として見える事対するコメントが多数見受けられました。

【調査画像 06 支持率 14%】

書き込みの評価別コメント数
良い  :58
良くない:41
その他 :12

こちらは窓があるにも関わらず支持の低かった「調査画像 06」になります。こちらも定性意見を分析すると以下のような意見が多く見受けらました。

[良い点]
・都会的な雰囲気が良い
・窓が大きくて良い

[悪い点]
・向いの建物が圧迫感があり気になる
・色合いが青系で寒々しい
・部屋全体の雰囲気が分からない。

窓そのものに対してはポジティブな意見が多く見られましたが、その景観に対してネガティブな意見がくありました。さらに、部屋が部分的にしか見えない(狭く見える)事や、色調に対してネガティブな意見も多く見られました。

消費者に響くホテル客室写真を選ぶ4つポイント

これらの結果や、その他の画像1つひとつに対するコメントを分析すると以下の 4 つの項目がホテルの客室写真において重要である事が分かりました。

  • 部屋の広さを感じる事ができるアングルで撮影されている
  • 寒色系、中間色の色調は総じて印象が悪いので、暖かみのある暖色系の色調を強調して撮影するのが良い
  • ベッドを中心にフレーミングする(さらにベッドは上の面が見えていると良い。)
  • 窓からの景観の見せ方には注意が必要(カーテン等で景観を隠すと印象が良くない・景観が良くないばあいは映さない 等)
    是非ホテルやマンション写真の見せ方の参考にしていただければと思います。

クリエイティブサーベイの自主調査

クリエイティブサーベイ株式会社では、独自アンケート手法を用いて調査結果を発表しています。
調査実施に関してはクリエイティブサーベイリサーチ、および、詳しくはお問い合わせください。

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