Ask One導入から1年:株式会社ソラコムが実現した顧客フォローの迅速化と案件化率向上
〜自社カンファレンスでの顧客対応を革新し、商談機会を最大化〜
株式会社ソラコム(以下、ソラコム)は、IoTプラットフォームSORACOMを開発・提供しています。Ask Oneを導入して一年、ソラコムでは、展示会や自社カンファレンスなど様々な顧客接点でご活用いただいており、今後もAsk Oneの機能を活かしてさらなるマーケティング業務の効率化・販売機会の最大化を目指します。
■導入背景
ソラコムは従来より、展示会や自社カンファレンスなどリアルでの顧客接点施策に注力していました。一方で、展示会の対応で取得したお客様情報を手作業で入力しダブルチェックを行い、アンケート内容をAdobe Marketo EngageやSalesforceに向けて成形することなどで生じる、顧客フォローのタイムラグに課題を抱えていました。
Ask One導入後は、名刺情報の即時電子化・ヒアリング情報のSalesforceへの即時データ連携や、柔軟な分岐設定、質問タイプを駆使して様々なコンテンツを作成できる特徴を活かし、データ整備にかかっていた工数・ミスの削減、迅速な顧客フォローから商談数の向上を可能にする運用体制の構築を実現しています。
■活用方法
・自社カンファレンスのアンケート回答率を大幅改善
ソラコムでは、「SORACOM Discovery 」という国内最大級のIoTカンファレンスを自社で毎年主催しており、2024年7月に9回目の開催を迎えました。
当日の会場では、iPadを複数台用意したアンケートブースを設置し、来場者の方々にAsk Oneで構築したアンケートへの回答を促しました。回答完了画面をスタッフに見せることでノベルティの抽選券が配布されるという楽しい仕掛けも用意されていました。
また、ヒアリング項目の後に名刺撮影画面を用意し、撮影された名刺データを回答内容と一緒に即時にSalesforceへデータ化する新しい流れを構築したことで、回答者と来場者の紐付けが容易になるだけでなく、回答者が手入力で個人情報を入力する手間を省くことが可能になりました。例年、様々なニーズに応えて回答率を上げるために紙のアンケートとオンラインアンケートは併用していましたが、回答率は合算しても30%程度でした。結果として、今年の回答率は50%を超えて大幅に向上しただけでなく、迅速なフォロー活動が可能となったため、早期の案件創出に繋がりました。
・即時のSalesforceデータ連携で、顧客フォローの迅速化
Ask Oneは、獲得した名刺情報を即時にデータ化し、ヒアリング情報やメモなど様々な情報と合わせてリアルタイムにSalesforceなどの各種ツールへ即時連携することが可能です。
これらの機能を活用し、データ整備にかかっていた工数やミスの削減だけでなく、ヒアリング内容を基にした即時顧客フォローをおこなうことが可能になり、有効なリードを取りこぼさない運用体制の構築を実現しています。
また、回答内容によって内容を変えたメールを、顧客情報の入力後即時にお客様に送付できるため、一次フォローを迅速におこなうことができています。
■今後の展望
現在の活用方法に加えて、自社カンファレンスのさらなる効率化や展示会からの商談化率の向上、自社セミナー後アンケートでのMQL判定や情報のエンリッチ化などにも着手していきます。また今後は、お客様が自身の回答を基に探せる最適な通信回線プランや事例を探せるサイト作りなど、デジタルマーケティング分野まで活用シーンを広げていきます。
■株式会社ソラコム マーケティング ディレクター 藤林 見有季様からのコメント
弊社はIoTテクノロジーの民主化を目指し、世界中でつながる製品やサービスで利用されるIoTプラットフォーム「SORACOM」を提供しています。マーケティングでは顧客と直接対話できる機会として、日本では特に展示会や主催の年次カンファレンスを重視しています。
年間を通じてIT系や業界系など10回以上の出展を行う中で、特に展示会の後工程は課題でした。優先度に応じた名刺の並べ替え、名刺情報の電子化、MA/CRMツールに入れるためのデータ成形など手作業を必要とする工程が多く、セールスに渡すまでに要する時間の短縮は改善を重ねる中でも常に課題でした。
Ask Oneの導入により、入力やデータ化に要する時間は大幅に削減され、即日からセールスフォローが可能になりました。これにより案件数も案件化のスピードも向上が見られます。イベントには多額の投資を行なっており、効果を最大化するためにも今では欠かせないサービスです。また名刺の情報を含めて端末には情報が残らない点も、情報セキュリティ観点では重宝しています。展示会などでは入力に慣れた社員の端末が好んで使用されるケースや、レンタル機器を使用するケースもありますが、安心して利用できています。
弊社の複雑な要望の実現に向けても、担当の方が毎回親身になってご協力いただけるため、導入後の支援も非常に手厚いと感じています。ユーザーの声を基に新たに機能がハイペースで追加されていますので、我々も活用の幅を広げて自社のビジネス拡大に貢献していきます。
(以上)
■株式会社ソラコム 会社概要
会社名:株式会社ソラコム
代表者:代表取締役社長 CEO 玉川 憲
設立:2014年11月10日
所在地: 東京都港区元赤坂1丁目5−12 住友不動産元赤坂ビル 9階
事業内容:IoTプラットフォームSORACOMの開発・提供
URL:https://soracom.com/ja
■あらゆる顧客接点で営業機会を逃さない「Ask One」
Ask Oneは、“あらゆる顧客接点で営業機会を逃さない”をコンセプトに、社内外のあらゆる顧客接点における入力インターフェースを統合するマルチチャネルフォームです。
当社が培ってきた誰でも簡単に作成できるインタラクティブなフォーム機能や、Salesforceをはじめとした柔軟な外部サービス連携機能を基に、Sansanの高精度な名刺の即時デジタル化技術を搭載することで、BtoB企業におけるあらゆるタッチポイントで営業機会を逃さず商談化率・受注率・契約継続率を向上します。
・Ask Oneサービスサイト:https://jp.creativesurvey.com/ask-one/
■クリエイティブサーベイ株式会社 会社概要
会社名:クリエイティブサーベイ株式会社
代表者:代表取締役 石野 真吾
設立:2014年7月2日
所在地:東京都港区赤坂8丁目5-32 田中駒ビル
事業内容:あらゆる顧客接点で営業機会を逃さない「Ask One」、
顧客とブランドのつながりを強くする「CREATIVE SURVEY」の開発・提供
URL:https://jp.creativesurvey.com/
■サービスに関するお問い合わせ先
クリエイティブサーベイ株式会社 マーケティング部
Mail: mk@creativesurvey.com
■報道に関するお問い合わせ先
クリエイティブサーベイ株式会社 広報
Mail:pr@creativesurvey.com