回答者にストレスを与えないアンケートフォーム・デザインのコツ
アンケートの回答率を上げるうえで重要になるのが、できるだけ回答者にストレスを与えないことです。ここでは、アンケートフォームのデザインの観点から、回答率を上げるコツを紹介します。
フォームは上から下へ縦一列に配置
フォームは、「設問 → 回答」を縦一列に配置します。入力する箇所が縦と横に行ったり来たりすると、回答者は認識するのに時間がかかり、ストレスを感じます。回答者の目線が上から下に単純な経路をたどれるようにしましょう。
CREATIVE SURVEY では標準で縦一列のデザインとなっています。
関連する質問はグルーピング
質問項目が長く続いているように見えると、回答者は面倒に感じます。同じ種類の質問はグルーピングして見出しを付け、回答者が「どんな回答を求められているのか」わかりやすくなるように工夫しましょう。
選択肢の数が少ない場合はドロップダウンを使わない
ドロップダウンの回答形式はクリックしないと選択肢が見えないため、2 回のクリックが必要となり回答者の手間を増やします。選択肢が少ないときは、あらかじめ選択項目をすべて表示しておくほうがよいでしょう。ただし選択肢が多い場合は、フォーム上にすべて入れると逆にわかりにくくなります。視覚的なわかりやすさも視野に入れて、配置するようにしましょう。
必須項目と任意項目はわかりやすく明示
任意項目を入れたい場合は、必須項目とのすみわけを明確にしましょう。一般に「*」(アスタリスク)を使って違いを表していることが多いですが、回答者が意味を理解していないケースが少なくありません。任意と必須が混在する場合は、入力項目に「任意」と明記します。
入力欄の幅は入力内容に合わせる
入力欄は、設問内容に合わせて適切な幅になるよう調整します。不要なスペースがあると、「入力内容が合っていないかも?」と回答者が迷うことがあります。とくに名前や電話番号、メールアドレスなど、必要な幅が予測される場合は注意しましょう。
回答者の回答環境を意識する
アンケートデザインの基本的なルールについて紹介しました。また、PC やスマートフォンといった回答者の回答環境によってアンケートのデザインや設問設計を修正する必要がある場合もあります。
CREATIVE SURVEY では回答が行われている端末や途中離脱が発生した設問も同時に集計されるため、回答者の環境を意識して修正することが容易になっています。