クリエイティブサーベイのなりたち
HISTORY
デジタルデザインの会社である「FOURDIGIT(フォーデジット)」では
早くからUXデザインに着目し、日本ではまだあまり知られていなかった
ペルソナ・カスタマージャーニーなどの策定から
ビジュアルデザイン、UIデザインまで一貫性のあるデザインを実現しようとしていました。
ユーザーリサーチの手法は、いわゆる調査パネルや
フォーカスグループなどが一般的でしたが、
ビジュアル面での調査を行うことが
非常に難しいことが分かりました。
当時のアメリカで主流となっているあらゆるサーベイツールを試したのち
自分たちが使いたいと思うツールは存在しない、という結論に至りました。
そこからCREATIVE SURVEY の旅はスタートします。
- 2010
- FOURDIGIT(フォーデジット)社内のプロジェクトチームとして
自社にて開発することに決定。 - 2011 2013
- アンケートツールの開発パートナー、さらに調査パネル提供パートナーとも契約。
定量的にビジュアル・インターフェイスを判断するための体制が整う。
FOURDIGIT(フォーデジット)のプロジェクトにてデザイン調査を開始し、
複数のプロジェクトにて効果があらわれることが分かる。
当時はビジュアルを定量的に調査しコンサルティングを行う目的でつくられたプロダクトだった。
販売を始めて注目を浴びた要素もあったが、あまりに専門的なツールだったことと、
まだユーザー調査とデザインをつなぐことも少なかった。
もう少し広くアンケートや調査のニーズを捉えるためにピボットを決意する。 - 2014 2017
- クリエイティブサーベイ株式会社として法人化。フリーミアムツールとして再スタート。
同時にアメリカに会社を設立し、決済に当時始まったばかりのStripeを採用。日本の初期ユーザーとなる。
GMOリサーチ・Yahooクラウドソーシング・スウェーデンのCintとの調査パネル連携。
コミュニティリサーチツールやmixiとの共同サービスなど、汎用的なアンケートツールとしてユーザーを獲得。
のべ10万近いユーザーが利用するツールとなった。
フリーミアムツール+課金モデルでのビジネスだったが、
ビジネスユースのニーズが高まってきたこと、企業向けの機能を要求されて行ったことで、
さらに、企業向けエンタープライズプランの開発に着手する。 - 2017
- CREATIVE SURVEY for Enterprise リリース。
企業から求められるビジネス上の手続き、セキュリティ要件、ユーザー管理機能などを備える。
「2017 Red Herring Asia Top 100 Winners」に選出。 - 2018
- Treasure Data CDPとの接続が可能に。
アンケートデータをTreasure Dataに接続してデータ管理ができるように。 - 2019
- Sansanから2億円の調達。取締役・菊地がジョイン。
企業で活用いただくためのソリューションの構築と顧客の声を
データとしてより活用できるようなツールとしてのポジションを目指し、チームをアップデート。
プライバシーマーク(Pマーク)・国際規格ISO27001(ISMS)の認証を取得
Salesforce正規パートナー認定 - 2020
- CREATIVE SURVEY for Salesforceのリリース。
Salesforceと連携する企業向けアンケートツールとして随一のポジションへ。
セキュリティ・権限機能をさらに強化。 - 2021
- ARR(年間サブスクリプションでの売り上げ)が170%成長。
CHURN RATE(解約率)が0.5%を切り、組織・ビジネスともに成長フェーズへ。
新しい組織構築とこれからの数年間のロードマップを改めて具体化している。